「マレーシア叩きは政府の意向ではない」中国大使

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア航空(MAS)のMH370便が8日未明にベトナム南方海上で消息を絶った事件で、機体の残骸と事故原因について並行して捜査・捜索が行われているが、3日午後5時の段階で大きな進展はみられない。

マレーシア政府の対応について中国のメディアやブロガーが過激な批判を繰り返している問題を受け、在マレーシア中国大使館の黄恵康大使が2日に記者会見を開き、「マレーシア叩きはメディアやブロガーの個人的見解であって、中国政府の意向ではない」と釈明した。

黄大使は「マレーシア政府の努力を評価している」「我々は家族であり、良き友人であり、良き隣人である。この友好関係が揺らぐことはない」と強調。その一方で、「無責任な報道で過敏になっている乗客の家族を惑わしている」と欧米メディアに責任を転嫁し、「中・馬を離間させようとする試みには断固反対する」と述べた。

伊藤 祐介

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