【新聞ウォッチ】富士重工のアイサイト、新型「レヴォーグ」の発売にも”急ブレーキ”

モータースポーツ/エンタメ 出版物
スバル・レヴォーグ
スバル・レヴォーグ 全 6 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

【画像全6枚】

2014年4月16日付

●65歳以上初の25%超え、昨年推計人口3年連続減(読売・1面)

●レヴォーグ発売延期(読売・8面)

●剛腕ゴーン熟慮の進撃、生産・開発など中核4分野統合(朝日・9面)

●自動車レース世界耐久選手権開幕へ、今季からポルシェ参戦、トヨタ新型マシン投入(毎日・21面)

●時流の先へ、トヨタの系譜米大規模リコールの試練 (東京・1面)

●日本車、アジアで3割増産、日産102万台、ホンダ64万台、17年に国内逆転(日経・1面)

●自動ブレーキ主戦場に、新車、半数に搭載、16年度の国内(日経・11面)

●売れ筋分析、輸入乗用車、ゴルフ、中高年夫婦に人気(日経・31面)

●私の履歴書,豊田章一郎、石田退三さん(日経・40面)

ひとくちコメント

富士重工業に一体何が起こったのか。きょうの各紙の見出しを見て、そう感じた人も少なくないだろう。昨秋の東京モーショーでお披露目し、先行予約を開始した新型車の『レヴォーグ』の発売日を延期すると発表したからだ。

記事によると「性能を高めた自動ブレーキの生産が間に合わず、『量産体制に万全を期すため』という」(日経)。

新型車のレヴォーグは『レガシィツーリングワゴン』の事実上の後継車種として注目されており、性能を高めた安全運転支援技術の「アイサイト」を搭載。消費増税後の目玉商品だが、その発売日を「当初の予定より1か月遅らせ、6月20日に売り出す」(朝日)としている。

今年1月から3月末までの予約受注ではすでに1万1000台以上も受注しており、当初の生産計画に狂いが生じたものとみられる。一日も早くハンドルを握りたいと待ち望むスバリストたちの反応は如何に。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. まもなく閉幕! レクサス「6輪ミニバン」が首位…ジャパンモビリティショー2025注目記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る