アウディ、企業カーボンフットプリントを算出…CO2削減を目指す

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アウディ A3 eトロン(ジュネーブモーターショー13)
アウディ A3 eトロン(ジュネーブモーターショー13) 全 2 枚 拡大写真

アウディグループは、企業カーボンフットプリントを算出し、ISO14064の国際基準に沿って認定された初めてのプレミアムカーメーカーとなったことを発表した。

カーボンフットプリント(CFP)とは、原料調達から廃棄・リサイクルまでに排出されるCO2量を自社で把握し、商品に表示する仕組みのことだ。

アウディグループの企業CFPは毎年5700万トンのCO2と同等量となっている。この数値は、2012年の世界中のCO2排出量の約0.16%に相当する。年間の排出に対して大きな割合を占めているものとしては特に、自動車が使用されている時の排出量(73%)、サプライヤーによる部品生産時(21%)、そしてアウディによる物流活動(1.4%)が挙げられる。

アウディの生産担当取締役、Dr. フーベルト ヴァルトルは「私たちはCO2フットプリントを算出し公表することで、明確なメッセージを打ち出している。自分たちのバリューチェーンにおける排出の主な原因を開示し、今後ライフサイクル全体を通じて排出量をさらに削減していく」とコメントしている。

2008年と比較して、アウディは2016年までにフリートのCO2排出量を25%削減する見込みだという。これには『A3 eトロン』や『A3スポーツバック g-トロン』『アウディ ウルトラモデル』などが貢献していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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