マレーシア人がMERSで死亡、アジアで初の感染

エマージング・マーケット 東南アジア

保健省は16日、ジョホール州の男性(54)が中東呼吸器症候群(MERS)に感染し、死亡したことを明らかにした。アジアで初めて感染及び死亡者が出た。

男性はメッカ巡礼のためサウジアラビアを訪問、3月29日にジェッダからイスタンブール経由で帰国した。発熱や咳、呼吸困難の症状が出たことから、今月10日から入院していたが、13日に死亡した。

保健省は、死亡した男性が乗ったトルコ航空のTK93便及びTK60便に搭乗した乗客に対して、健康診断を受診するために保健省に連絡するよう求めた。今後メッカに行く予定のある人は、マスクを着用するなど衛生面に気をつけるように注意を促した。

MERSコロナウイルスは、2012年に始めて確認された。治療方法や感染方法はまだわかっていない。世界保健機関(WHO)によると、これまでに238人の感染、92人の死亡が確認されている。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月17日)

広瀬やよい

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