シンガポールのイスカンダル人気に陰り、コスト増などで

エマージング・マーケット 東南アジア

ジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」は、シンガポール人にとり低いコストで事業を展開できるとしてもてはやされていたが、不動産や人経費の上昇、技術労働者の不足、生産性の低さなどを理由に影を落とす傾向にある。

電子部品組立て企業のアド-プラスは、イスカンダルへの進出を計画していたが、技術労働者の雇用が難しいため、シンガポールで事業を続行することを決定した。シンガポール中小企業(SME)協会もイスカンダルへの拠点移転には保守的になっている傾向があることを明らかにした。

シンガポール系OCBC銀行のエコノミストは、マレーシア人の生産性が低く、賃金並みの労働ができていないと指摘。物価の上昇や政府が打ち出した不動産投機の抑制政策も投資家心理を冷やす可能性もあるとの見解を示した。また人件費の上昇や土地価格の上昇なども企業を静観させる原因になっていると指摘した。

土地の価格は、シンガポールに比べまだ安価だが、1ヘクタール当りの価格は2013年1月の250リンギから、320リンギに上昇した。
(ストレーツタイムズ、4月19日)

広瀬やよい

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  3. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  4. レクサス『RX』に「モリゾー仕様」登場か!? シャコタン&極太タイヤの開発車両の正体は
  5. 冷暖房完備のキャビン付き電動フォークリフト、澁澤コネクトが出展へ…国際物流総合展2026
  6. 新型200ccエンジン搭載! ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R2』が登場、インドで発売
  7. メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 新型、入門モデル「53」追加…544馬力モーターと800Vバッテリーで航続800km超
  8. ホンダ『ZR-V』と『シビック』、1万4730台をリコール…8月掲載のリコール記事まとめ
  9. 【全文PDFプレカン】北京モーターショー2026…日産自動車プレスカンファレンス
  10. 映画『007/ゴールドフィンガー』のアストンマーティンDB5、劇中の特殊装備を1/18に凝縮…CAMSHOP.JPが販売開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る