【北京モーターショー14】トヨタ、中国で新車攻勢…2017年末までに15車種以上

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トヨタ レビン
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世界最大の新車市場、中国。その中国でトヨタ自動車が、積極的な新車攻勢に打って出ることが分かった。

これは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14のプレスカンファレンスにおいて、トヨタの伊原 保守 副社長が明らかにしたもの。同副社長は、「2017年末までの3年間で、15車種以上の新型車を中国の顧客に届ける」と発表している。

これら15車種の中に含まれるのが、北京モーターショー14で初公開された新型『カローラ』と新型『レビン』。中国で主流のセダンセグメントで、顧客にアピールするモデルとなる。

また、伊原 副社長はプレスカンファレンスにおいて、「いずれは、中国での年間販売台数を200万台規模に引き上げたい」と発言。トヨタの2013年の中国販売台数は、92万台。2014年は過去最高の110万台以上を目指す。今回トヨタは、中期的に中国の販売台数を、2014年目標のおよそ倍の200万台へと引き上げる構想を掲げたことになる。

トヨタが中国で狙うのは、「日系メーカーでナンバーワン。ブランド別シェアで3位」。現在、日系メーカーでは、日産が強い。また、ブランド別シェアでは、フォルクスワーゲンがトップで、GMのビュイックやシボレーが続く。日産を上回り、フォルクスワーゲン、GMに次ぐポジションを、トヨタは中国で目指している。

《森脇稔》

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