北近畿タンゴ鉄道のレストラン列車「くろまつ」、5月25日から運転開始

鉄道 企業動向
KTRが導入する「くろまつ」のイメージ。「あかまつ」「あおまつ」と同じ普通車両のリニューアルだが、供食機能を強化する。
KTRが導入する「くろまつ」のイメージ。「あかまつ」「あおまつ」と同じ普通車両のリニューアルだが、供食機能を強化する。 全 4 枚 拡大写真
北近畿タンゴ鉄道(KTR)は4月23日、観光列車用車両「くろまつ」を新たに導入し、レストラン列車『丹後くろまつ号』として運転すると発表した。

「くろまつ」はKTR開業時から運用されている普通車両をリニューアルするもの。2013年にデビューしたリニューアル車「あかまつ」「あおまつ」と同様、ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治さんがデザインを担当する。車体は車両愛称にあわせ「漆黒のボディに、金色の細いラインを施し、えんじ色のアンダーラインが全体をひきしめるクラシックな外観」(KTR)に。定員は30人で、車内は天然木材を使用して「落ち着いた雰囲気」にまとめており、二人がけテーブル席と4人がけテーブル席、キッチンを設置。暖かい食事などを提供できるようにする。

「くろまつ」を使用するレストラン列車『丹後くろまつ号』は、5月25日から金・土曜と休日に運転する。運転区間と運転時刻は1号(スイーツコース)が福知山10時22分発~天橋立11時44分着、3号(ランチコース)が天橋立12時25分発~豊岡14時54分着、2号(地酒コース)が豊岡17時14分発~西舞鶴19時07分着。原則として途中下車はできないが、2号に限り天橋立駅で下車できる。平日は団体貸切列車として予約を受け付ける。

車内ではコース名に応じた食事を提供。スイーツコースの1号は「季節のタルト」「丹波栗の和のモンブラン」など、ランチコースの3号は「へしこと新鮮野菜のサラダ」「京都牛のローストビーフ」など、地酒コースの2号は13蔵から選んだ数種類の地酒と地元食材を中心とした料理9種が提供される。料金は1号が大人4000円・子供3600円、3号が大人1万円・子供9400円、2号が大人5000円。2号は各週土・日曜に限り、お酒と料理の楽しみ方を詳しく解説する講座(8500円)がオプションとして設定される。

これに先立ち、「くろまつ」の展示会と『丹後くろまつ号』の特別試乗会が開催される。展示会は5月10日13時20分~15時、KTR福知山駅1番線ホームで実施。先着300人まで参加できる。5月18日に開催される特別試乗会は、5月25日からの営業運転と同様のダイヤで運転。参加費は無料だが、参加できるのはKTR沿線自治体の在住・勤務者に限られる。各コース30人を募集し、応募は往復はがきで5月7日(必着)まで受け付ける。

《草町義和》

この記事はいかがでしたか?

ピックアップ