日本のオイルタンカー、マラッカ海峡で海賊が襲撃

エマージング・マーケット 東南アジア

マラッカ海峡で22日未明、日本のオイルタンカー「浪速丸」が海賊に襲撃された。日本人は乗っていなかった。積荷のディーゼル油と乗組員の持ち物が盗まれた。

クラン海事警察によると、「浪速丸」は500万リットルのディーゼル油を乗せ、シンガポールからミャンマーに向けて航行していた。乗組員は、インドネシア人、タイ人、ミャンマー人、インドネシア人。

事件が起こったのはセランゴール州クランのケタム島から16カイリの地点で、拳銃やパラン(マレー伝統の大型ナイフ)で武装した5、6人の海賊に襲撃された。乗組員は縛られ船室に閉じ込められた。2隻のタンカーに300万リットルのディーゼル油を5、6時間かけて給油し、逃走したという。

乗組員は自力で縄を解いたが、インドネシア人が3人いないことに気がついたことから、誘拐されたと見られている。

(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、ベルナマ通信、4月23日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  6. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  7. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  8. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  9. 三菱『アウトランダー』に初のオフロード仕様!「トレイルエディション」米2025年モデルに
  10. BMW 8シリーズ、「特別な限定車」をモントレーカーウィーク2025で発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る