クルマの走行ログをアプリで表示…HKS、OB-LINKを仕様向上

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HKSは『OB-LINK TYPE-001』をバージョンアップし発売した。iOS対応、本体へのメモリ搭載が目玉だ
HKSは『OB-LINK TYPE-001』をバージョンアップし発売した。iOS対応、本体へのメモリ搭載が目玉だ 全 14 枚 拡大写真

HKSは、車両に取付けることで走行データなどをリアルタイムでスマートフォン端末へ通信することが可能なマルチ機器『OB-LINK TYPE-001』をバージョンアップし発売した。初めてiOS端末に対応したほか、Bluetooth非通信時でも機器側にログデータを蓄積することが可能となった。

OB-LINKは、車両の診断用コネクタ「OBD II」に接続することで専用スマートフォンアプリ『Carscope(カースコープ)』とBluetoothで連携し、走行データのリアルタイム表示や履歴を記録できるマルチ機器。

新製品となるTYPE-001では、機器本体にメモリを搭載したことで、アプリの非起動時でも自動で起動し、データを記録することが可能となった。累積走行距離、累積燃料消費量、最高水温、最高油温、エンジン系エラーコードを記録するほか、ODOメーターとして活用することでカーカルテの部品交換周期を走行距離に応じて通知することができる。

この他、センサー搭載車両ではステアリング舵角データの表示、トヨタ、スバルの一部車両でブレーキオン/オフと踏圧の表示機能を追加した。

アプリ側も『CarscopePlus』に進化。さらに、5月下旬発売予定のアプリ『LogManager』と連携することで、よりログデータの閲覧、管理に最適化されたインターフェースの利用が可能となる。

OB-LINK TYPE-001は、税抜1万9800円。各アプリのダウンロードは無料だ。

さらに、5月下旬には専用機能を搭載したトヨタ『86』、スバル『BRZ』向けモデルの販売も予定している。

《宮崎壮人》

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