カーチス、民事再生手続き申請中の自動車販売会社を子会社化…九州でネットワークを拡充

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カーチスホールディングスは、福岡県の自動車販売事業者で、経営悪化による民事再生手続きを進めていたアーバンを子会社すると発表した。

アーバンは、2002年に法人化し、福岡県柳川市で、自動車の販売・整備事業を運営してきたが、新たに出店した店舗の業績が急速に悪化、この失敗により生じた債務の返済が重荷となって民事再生手続きを申請し、カーチスへスポンサーとしての支援要請があった。

カーチスでは、福岡地区における営業基盤を固めるうえで、アーバンの持つ販売力や顧客ネットワークは魅力的で、現在手薄となっている九州地域の店舗網の拡大、同地域への本格的な進出の足掛かりになると判断、アーバンに対し事業再生を目的として再生支援を行ってきた。

今回、一連の再生計画が確定したことに伴って、アーバンは財務体質改善のため減資を実施、既存株式を全て消却し資本金4000万円を減少させたうえで第三者割当増資を行うこととし、発行する全てをカーチスが引き受け、アーバンを子会社化する。

今後、アーバンは、「カーチス九州販売」に社名変更してカーチスと連携しながら九州地域への販売網拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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