商船三井、アジア~北米東岸サービスの定時到着率63%に悪化…2014年1-3月

船舶 企業動向

商船三井は、2014年1-3月の定時到着率を発表した。

東西航路では、アジア~北米西岸サービスの定時到着率は、上海での混雑により全体の定時到着率は、79%と前期(2013年10-12月期)より4ポイント悪化したが、同社運航船はその影響を受けず、95%と高い定時到着率を維持した。

アジア~北米東岸サービスは、上海での混雑により全体が52%と定時到着率が悪化した。同社運航船も上海、ニューヨークでの混雑により定時到着率は前期の92%から63%に悪化した。

大西洋サービスは、大西洋域での荒天の影響を大きく受けたため、全体の定時到着率は35%と低迷、同社運航船が27ポイントダウンの26%だった。

アジア~ヨーロッパサービスは、ヨーロッパ各港における混雑緩和により、全体の定時到着率は54%と前期から7ポイント改善した。同社運航船も11ポイント改善して74%だった。

アジア~地中海サービスの定時到着率は、ジェダでの混雑により全体が74%と前期から10ポイント悪化した。特に同社運航船はその影響を大きく受け50%にとどまった。

南北航路では、アジア~南米東岸サービスの定時到着率は全体、同社運航船ともに100%を達成した。

アジア~南米西岸サービスの定時定着率は、全体が中国各港での混雑の影響を受けて76%と前期から6ポイント悪化した。同社運航船は、チリでのストライキ、混雑の影響を受けた1隻を除く全船が定時到着を達成し、定時到着率は84%と前期から17ポイント改善した。

アジア域内航路は、CHS(日本~香港・海峡地)サービスは、96%と引き続き高い定時到着率を維持した。HS3(日本~香港・海峡地)サービスは、台風の影響もなく、88%と前期より定時到着率が3ポイント改善した。
CBE/CBW(日本~タイ)サービスは、マニラでの混雑の影響により、定時到着率は63%、72%と悪化した。

《レスポンス編集部》

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