米国の自動車最大手、GMは4月20日、中国で開幕した北京モーターショー14において、合計37台を展示して中国市場への取り組みをアピールした。
これら37台には、GMの中国合弁のモデルも含まれる。GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社があり、北京モーターショー14では、その存在感を主張している。
会場に展示されたのは、ビュイック、シボレー、キャデラックの主要3ブランド。ビュイックは、大型SUVの改良新型『アンクレイブ』、中国ベストセラーミニバンの『GL8』など10台をディスプレイ。
シボレーブランドでは、主力小型セダンの新型『クルーズ』をはじめ、小型SUVの『トラックス』を含む11台を展示。キャデラックブランドでは、新型『CTS』、『XTS』、『SRX』、『ATS』の4台がブースを彩った。
この他、SAIC‐GMの独自ブランドの「宝駿」からは、『610』のハッチバックとセダン、ミニバンの『730』が登場。商用車合弁のFAW-GMも、小型トラックを中心に展示。中国のテレマティクスサービスの草分け、「オンスター」も新世代のアプリケーションや安全サービスを披露している。