クアラルンプール新国際空港でエアロポリス開発を推進

エマージング・マーケット 東南アジア

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)はクアラルンプール新国際空港(KLIA)から6キロメートルほど離れた地区で、エアポート・シティ「KLIAエアロポリス」の開発を進めている。

「KLIAエアロポリス」の面積は8966ヘクタールで、そのうち2428ヘクタールあまりが既に開発された。未開発の部分はアブラヤシ農園となっている。「KLIAエアロポリス」では貨物・ロジスティクスのハブや商業地区、テーマパークが開発される。テーマパークには1000ヘクタールが割り当てられる予定。企業等の会議・報奨・研修旅行・国際会議・見本市・展示会(MICE)向けの施設、ホテル、グリーン観光ゾーン、自然保護区も整備される。向こう5-10年間での完成を予定している。完成後はMAHBの空港運営以外の事業の売り上げ・純利益の、全体の売り上げ・純利益への貢献度が現在の50%から、60-70%に拡大すると見込まれている。

2013年決算で、MAHBの売り上げは40億9000万リンギで、純利益は3億8893万リンギだった。MAHBは国内外で39カ所の空港を運営している。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  6. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  7. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  8. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  9. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  10. 日産『セレナ』に新カスタム「AUTECH LINE」初登場! アウトドア向けモデルも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る