【光岡 ビュート ミヤビ 発表】光岡と三越のコラボはユーザー層が近ことから実現

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光岡・ビュート ミヤビ
光岡・ビュート ミヤビ 全 8 枚 拡大写真

光岡自動車は、日本橋三越とコラボレーションした『ビュートミヤビ』を20台限定で発売。日本橋三越本店本館1階南口に5月3日から6日まで展示する。

「三越といえば、不動のブランドなので、話があった時にはとてもびっくりした」と話すのは、ミツオカ事業部開発部課長の青木孝憲さん。しかし、「三越というブランドや、日本橋という土地柄を考えると、ユーザー層が光岡に非常に近い方がいらっしゃる。そこで、これは何かできる予感がすると思い、話を進めて行った」ときっかけを話す。

「三越からは、光岡の手作り感や職人の技などと、三越のブランドを絡めたような仕上がりになってほしいということだった」と青木さん。そこで、「三越に来るお客様はスペシャルなものを求める方が多いので、三越のイメージに恥じない仕上がりや装飾、職人が手作りでクルマを仕上げるというストーリーなど、何かひとつに特化させるのではなく、複合的な内容でタイアップして行った」という。

ビュートミヤビを作るうえでこだわったのは、「内装の質感だ。ユーザー層を考えると、ちゃちな内装ではダメなので、専用のカレドニアンレザーシートや専用のデザインインパネなどを採用」。そして、京都オパールを使ったエンブレムを装着した。

青木さんは、「光岡のユーザー層自体も、年配の方が多く、何か変更した程度では満足しない。例えば京都オパールであれば、作るのに1年くらい積層して育てているとか、クルマそのものも、職人が1台1台手で作っているなどといったストーリーも含めたパッケージが、三越を通してユーザーに伝わると嬉しい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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