シンガポール・チャンギ国際空港を運営する「チャンギ・エアポート・グループ」は4月30日、キャセイパシフィック航空が2017年開業予定のターミナル4に移転すると発表した。
ターミナル4への移転を決めたのは香港のフラッグ・キャリアが初めて。空港が開港した1981年以来、ターミナル1を使用している。現在は香港線、スリランカ・コロンボ線が運航中。
ターミナル4はフルサービスキャリアとローコストキャリア(LCC)が同居し、年間1600万人の利用を想定している。セルフサービス・チェックイン機を導入するなど搭乗までの手続き時間の短縮が実現するほか、航空機の到着~出発までの折り返し時間を短縮する態勢が整えられる予定。