ジョルダン、わざと遠回りする乗換検索アプリを提供

鉄道 企業動向
「乗換案内norippa」の画面イメージ。わざと遠回りする経路を検索できる。
「乗換案内norippa」の画面イメージ。わざと遠回りする経路を検索できる。 全 3 枚 拡大写真

ジョルダンは4月30日、iPhone用の遠回り経路検索アプリ「乗換案内norippa(のりっぱ)」の提供を始めた。

通常の乗換検索アプリは、所要時間が短い経路や運賃の安い経路を案内するが、「norippa」は任意に設定した時間にあわせ、費用負担を抑えつつ列車に長く乗り続ける経路を案内する。

たとえば新宿~新宿三丁目間の場合、東京地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線で1駅移動する経路(1~2分)を使うのが一般的だが、「norippa」で移動時間を30分に設定した上で検索すると、新宿から池袋を経由して新宿三丁目に向かう経路(28分)を案内する。

ジョルダンは「面接(選考)や説明会などが1日に何回もある忙しい就活生」をターゲットにしたとしており、「面接と面接の間の空き時間の過ごし方を変え、コーヒー代などの時間潰しにかかるコストを抑えることができる」という。

対応OSはiOS7.0以上。iTunes StoreとApp Storeで提供している。価格は無料。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  5. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る