山地ユナイテッド、小樽市に積雪地域型・高効率・低リスクのメガソーラーを着工へ

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山地ユナイテッドは、小樽市でメガソーラー発電所を開発すると発表した。起工式を5月9日に行い、運転開始は11月の予定。

このメガソーラー発電所の特徴は、Qセルズ製ガリウムヒ素系単結晶太陽光パネルをメガソーラーに北海道内で初採用したこと、多雪地域でのソーラー事業を可能にした積雪地域対応型の設計・施工システムを開発したこと、小容量(10KW)パワーコンディショナーの分散設置でリスクを低減したことの3点。

Qセルズは、環境先進国ドイツに本拠地を置く、世界最大のソーラーパネルメーカー。独自のガリウムヒ素系単結晶パネルは高効率に発電でき、同キロワットの創出を少範囲のパネル設置で実現できる。

パワーコンディショナーを分散設置することで、万が一の故障時なども発電ロスを最小限に抑え、安定した運用が可能になるという。

今回のメガソーラー発電所は、小樽市銭函の約7000坪(約231.140平方m)の用地に設置され、発電設備の発電出力は約1.04MW(モジュールベース)。想定年間発電量は約150万KWh(一般家庭の約400世帯の年間使用電力量に相当)。

山地ユナイテッドでは、メガソーラー事業のノウハウを基に一般住宅産業へ活用するプロジェクトに着手しているという。

《山内 博》

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