ホンダの米国法人、アメリカンホンダは5月1日、『オデッセイ』(日本仕様とは異なる北米専用車)について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、サイドエアバッグの不具合が原因。アメリカンホンダによると、オデッセイのサイドカーテンエアバッグのカプラーという部品が、車両の製造過程で損傷を受けた可能性があり、事故の際、エアバッグが展開しない恐れがあるという。
リコールの対象になるのは、米国内で販売された2014年モデルのオデッセイ。合計2万4889台が、リコールに該当する。
アメリカンホンダは、対象車種を保有する顧客に通知。交換部品が用意できる5月上旬から、販売店でリコール作業に着手する予定。
なお、アメリカンホンダは、「この不具合に起因する事故や負傷者の報告はない」と説明している。