日産ゴーン社長「中期計画の利益率8%は達成できる」

自動車 ビジネス 企業動向
日産 ゴーン社長(参考画像)
日産 ゴーン社長(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は5月12日の決算発表会見で、2016年度までの中期経営計画「パワー88」で掲げる8%の営業利益率について「必ず達成できると思っている」と、強調した。

6か年で推進中の同中期計画は、世界での新車販売シェアと売上高営業利益率をともに8%とするのが目標。同日の会見で優先度を聞かれたゴーン社長は「利益率はコミットメントであり、シェアは相対的なものなのでターゲット」と指摘したうえで、「一番大事なのは利益率」との考えを示した。

日産は12年度から持ち分法による連結決算に変更したが、8%については計画策定時と同様に中国事業の営業利益を反映した数字とする。ただ、今期の予想では前期比で0.4ポイント拡大するものの5.7%にとどまる。それでもゴーン社長は「昨年度までのグローバルな能力増投資が14年度から(収益改善に)効いてくる」とし、達成に向けた自信を表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る