NTTコム、タイの新拠点の開設を発表…自動車産業集積地シラチャ市のサービス向上へ

エマージング・マーケット 東南アジア
メコンエリアおよびバンコク周辺におけるNTTコムの主要拠点
メコンエリアおよびバンコク周辺におけるNTTコムの主要拠点 全 1 枚 拡大写真

NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、タイの工業団地で事業を行う日系企業および多国籍企業へICTソリューションサービスを提供するため、2014年5月26日に現地会社の支店を、チョンブリ県シラチャ市に開設する。

本支店は現地会社のNTT Communications(Thailand)のタイ国内5つ目の拠点になり、これによりNTTコムは39カ国/地域、103都市に拠点を展開することになる。

今回のタイでの新拠点開設の.背景は、シラチャ市はバンコク南東部約110kmに位置し、自動車および関連産業が進出する工業地域として発展してきた。現在、自動車、電機、金属、石油化学など製造業を中心に、日系を含む多国籍企業700社以上がこの地域に集積している点だ。

また2010年バンコク騒乱発生地、2011年の大規模洪水被害地域、バンコク市内の反政府デモ騒動発生地などから離れて位置し影響が少なかった点でも、本地域は注目されている。

シラチャ市に新拠点を設立することで、自動車産業が集積する、タイ国内最大級の規模を誇るイースタンシーボード工業団地やアマタシティ工業団地など、近隣の工業団地へ1時間以内でアクセスすることが可能になり、エンジニア派遣を迅速に行うなど現地での手厚いお客さまサポートを実現したい、としている。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  2. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
  3. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  6. オートバックス、中古カー用品買取サービス開始…全国600店舗で
  7. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  8. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  9. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  10. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る