バイオガス発電所、FGVが4カ所目の運転開始点…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

フェルダ・グローバル・ベンチャーズ(FGV)は20日、サバ州タワウで4カ所目のバイオガス発電所の運転を開始した。エッジが報じた。

生産した電力はフェルダ・ウマスの住民3000世帯に供給する。マキシマス・オンキリ エネルギー・グリーン技術・水相が立ち会った。

バイオガス発電所の運転を手掛けるのは子会社のフェルダ・パーム・インダストリーズで、総工費は1400万リンギ。2012年から操業を開始した。アブラヤシ搾油所から出た廃液から1時間当たり1000立方メートルのバイオガスを生産している。

FGVのモハマド・エミル社長兼最高経営責任者(CEO)は声明の中で、長期的に見て再生エネルギー発電が既存の電力や化石燃料に代わる最も最適なソースとなるだろうと言明。またバイオガス発電プラント建設により、周辺地域に新たな雇用を生み出すことにもなるとした。

最近の持続可能エネルギー開発庁(SEDA)による再生可能エネルギー(RE)の固定価格買取制度(FiT)に関する発表によると、フェルダ・パーム・インダストリーズは2014年に9.2メガワット(MW)、2015年に7.2MW、2016年に5.6MWのバイオガス発電の生産割当を受けている。

伊藤 祐介

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