バイオガス発電所、FGVが4カ所目の運転開始点…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

フェルダ・グローバル・ベンチャーズ(FGV)は20日、サバ州タワウで4カ所目のバイオガス発電所の運転を開始した。エッジが報じた。

生産した電力はフェルダ・ウマスの住民3000世帯に供給する。マキシマス・オンキリ エネルギー・グリーン技術・水相が立ち会った。

バイオガス発電所の運転を手掛けるのは子会社のフェルダ・パーム・インダストリーズで、総工費は1400万リンギ。2012年から操業を開始した。アブラヤシ搾油所から出た廃液から1時間当たり1000立方メートルのバイオガスを生産している。

FGVのモハマド・エミル社長兼最高経営責任者(CEO)は声明の中で、長期的に見て再生エネルギー発電が既存の電力や化石燃料に代わる最も最適なソースとなるだろうと言明。またバイオガス発電プラント建設により、周辺地域に新たな雇用を生み出すことにもなるとした。

最近の持続可能エネルギー開発庁(SEDA)による再生可能エネルギー(RE)の固定価格買取制度(FiT)に関する発表によると、フェルダ・パーム・インダストリーズは2014年に9.2メガワット(MW)、2015年に7.2MW、2016年に5.6MWのバイオガス発電の生産割当を受けている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  5. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  6. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  7. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  8. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  9. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  10. ヤマハファンのホタテ漁師必見!? 70周年カラーのサロマ湖向け漁船、2隻限定で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る