【ラオス】トヨタ紡織(愛知県刈谷市)は19日、タイのシート生産を補完するサテライト工場としてラオス南部サワンナケート県に建設した自動車用シートカバー工場が生産を開始したと発表した。シートカバーをタイの工場に供給する。
新工場は投資額約5億円、年産能力20万台で、従業員は生産開始時で約180人。
ラオスは水力発電で電力供給が安定。また、サワンナケートはメコン川に架かる第2タイ・ラオス友好橋でタイ東北部ムクダハンと接続している。ラオス語がタイ語に近いため、トヨタ紡織は社員に対する現場指導や教育にタイ人マネジャーを活用する方針。