ホンダ アコードHV、米有力消費者誌がテスト…公式燃費に届かず

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新型ホンダ アコード ハイブリッド(北米仕様)
新型ホンダ アコード ハイブリッド(北米仕様) 全 3 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダが2013年秋、米国市場に投入した新型『アコード ハイブリッド』。同車を米国有力消費者誌の『コンシューマー リポート』がテストした結果、ホンダの掲げる公式燃費に届かなかったことが分かった。

新型アコード ハイブリッドは、日本仕様と米国仕様で、フロントマスクなどの細部が異なる。ハイブリッドシステムは基本的に共通。米国仕様も、アトキンソンサイクルの2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」を搭載。これに、2個のモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムで、走行用モーターは最大出力169psを引き出す。

米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地が50マイル/ガロン(約21.2km/リットル)、高速が45マイル/ガロン(約19.1km/リットル)、複合モードが47マイル/ガロン(約20km/リットル)と公表されている。

5月29日、『コンシューマー リポート』は、新型アコード ハイブリッドの燃費テストの結果を公表。「顧客が期待する47マイル/ガロン(約20km/リットル)には届かず、実燃費は40マイル/ガロン(約17km/リットル)。これには、顧客は失望するだろう」とコメントした。

その一方で、同誌は、「新型アコード ハイブリッドの40マイル/ガロン(約17km/リットル)の実燃費は、ミッドサイズセダンの最高値。ハイブリッドシステムは、バッテリーとエンジンのパワーの切り替えが、非常にスムーズ」と評価している。

《森脇稔》

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