国土交通省は、6月から7月にかけて貸切バス事業者に対する集中監査を実施すると発表した。
貸切バス事業は、2012年4月に発生した関越道高速ツアーバス事故を受け、国交省は2013年4月に「高速・貸切バスの安全・安心回復プラン」を策定、同プランで定められた各措置について、2013、2014年度の2年間にわたって集中的に実施する。
このプランの中で、貸切バス事業者は、安全管理規程、安全統括管理者の選任の届出を義務づけている。しかし、この届出を行っていない事業者があることから、6~7月にかけて、これら安全管理規程、安全統括管理者の未届け事業者を中心に、夏の多客期前に集中的に監査を実施することにした。