エアバス、新型 A350 XWB で7時間のフライト試験

航空 企業動向
初期長時間フライト試験へ離陸するA350 XWB
初期長時間フライト試験へ離陸するA350 XWB 全 3 枚 拡大写真

エアバスは6月2日、新型機『A350 XWB』を使用し、航空会社の乗務員とエアバス・スタッフを乗客に通常の定期便運航と同様の条件でフライトを行う、初期長時間フライト(ELF)試験を開始した。

このELF試験は、機材にMSN002、機体記号「F-WWCF」を使用してフランス・トゥールーズを出発し、ノルウェーのオスロ上空を飛行するなど、7時間のフライトをこなした。

航空会社のスタッフはエールフランスとルフトハンザの客室乗務員が乗務し、機内食の提供からギャレーの使い勝手などを確認した。

このELF試験には、エアバスに加え、機内インテリアを提供する機器メーカーのスタッフも搭乗し、今週中にもこの試験を完了する。

今回のELF試験は、機体の型式認定を得るための技術認定プログラムの一部ではないが、エアバスは今回のフライトを行うことでA350の成熟性を高めるねらいがある。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る