スバル米国販売、10.7%増の4万台超え…フォレスターは40.5%の大幅増 5月

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スバル フォレスター(米国仕様車)
スバル フォレスター(米国仕様車) 全 5 枚 拡大写真

スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは6月3日、5月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、5月としては過去最高の4万4170台。前年同月比は10.7%増と、30か月連続で前年実績を上回った。

牽引役を果たしたのは、2013年春に新型が投入された『フォレスター』。5月は月販新記録の1万4146台を販売。前年同月比は40.5%増と、大きく伸びた。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。5月は5778台を販売。前年同月比は9.1%増と、引き続き好調だ。

また、新型『WRX』シリーズも、優れた立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、月販新記録の3053台を販売。前年同月比は、61.7%増と大きく伸びた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は5月、5659台を販売。前年同月比は8.4%増と、4か月連続のプラス。

一方、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、モデル末期の影響で1万1641台にとどまった。前年同月比は5.1%減と、2か月ぶりに減少。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、31.1%減の3053台と、引き続き落ち込む。

スバルの2014年1-5月米国新車販売は、前年同期比18.9%増の19万6641台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「今夏発売の新型レガシィ/アウトバックには、大きな需要が期待できる。2014年の販売新記録に向けて、順調な足取り」と述べている。

《森脇稔》

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