アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ空港会社は6月9日、アブダビ国際空港の4月輸送実績を公表した。
航空旅客数が前年同月比22.5%増の162万324人と大幅なプラスを記録したほか、航空機発着回数は同16.4%増の1万2420回、航空貨物量は同16.6%増の6万59トンといずれも好調。旅客数の上位5路線は、バンコク、マニラ、ロンドン・ヒースロー、ドーハ、ジッダ(サウジアラビア)線が占めた。
アフマド・アル=ハッダイ最高執行責任者(COO)は「エティハド航空(アブダビが拠点空港)の成長戦略(インド・ジャイプル線の新規開設など)が実った形」と好調な輸送実績についてコメントした。なお、アブダビとロサンゼルス、チューリッヒを結ぶ直行便が1日に就航し、今後もペルシャ湾岸諸国、インド、パキスタン路線の増便が実施される。