東芝メディカルシステムズ(本社・栃木県大田原市)は10日、マレーシア子会社、東芝メディカル・システムズ・マレーシアを設立したと発表した。6月12日より営業を開始する。
マレーシア子会社はマレーシア現地代理店、エーベックス・メディカルとの合弁で設立したもので、医療機器の販売やサービスを手掛ける。従業員は112人。今後はさらにマーケットニーズに即した高付加価値の製品・サービスを一層充実させていく。東芝メディカルシテムズは、1981年8月からエーベックスを通じてマレーシア国内の販売・サービスを行ってきた。
東芝メディカルシステムズは声明の中で、メディカルツーリズムを国の成長産業の一つと位置づけるマレーシアで日本の最先端医療技術に対するニーズが高まっていると指摘。成長が期待できると指摘した。
東芝メディカルシステムズは、疾病のスクリーニング、早期発見のための検査システム、画像診断システム、治療や治療後のフォローアップなどのトータルソリューションを世界135カ国以上に提供している。