日産自動車は、6月14日・15日に決勝レースを迎える2014年のルマン24時間耐久レースに、EVレーシングカー『NISSAN ZEOD RC』で参戦する。
ZEOD RCは、電気モーターと、最高出力400psを発生する1.5リッター3気筒ターボエンジンを組み合わせたプロトタイプレーシングカー。2014年ルマン24時間耐久レースには、革新的な技術を披露するマシンに与えられる特別エントリー枠「ガレージ56」から参戦する。
ドライバーは、ゲーマー出身のルーカス・オルドネスとウォルフガング・ライプ、そしてSUPER GTで3回チャンピオンを獲得している本山哲を起用。ZEOD RCは、燃料タンクを使用しての走行に加え、さらに電力のみでの走行で一周を走り切る。
4度目のルマン参戦となるオルドネスは「NISSAN ZEOD RCでミュルザンヌ・ストレートを電力モードで走ることが待ち切れない。とても特別なことで、忘れることのできない経験になると思う」と抱負を述べた。
なお、動画チャンネル「ニスモTV」では、レースの間、ル・マンヴィレッジからライブ中継を実施。NISSAN ZEOD RCに搭載するオンボードカメラから、レース走行中のライブ画像を送信する。