【スマートコミュニティ14】ZMP、自動運転へ向けたプラットフォームをデモ展示

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トヨタ『プリウスPHV』がベースの『RoboCar PHV Primitive』
トヨタ『プリウスPHV』がベースの『RoboCar PHV Primitive』 全 5 枚 拡大写真

自動車・輸送機R&D用機器などの開発を手がけるZMP(東京都文京区)は、スマートコミュニティJapan2014(東京ビッグサイト、6月18~20日)で、クルマの走る・曲る・止まるをPCで制御する自動運転車開発プラットフォームを紹介。

トヨタ『プリウスPHV』をベースに紹介されたクラウド・ロボカー『RoboCar PHV Primitive』は、速度・ステアリング・アクセル・ブレーキ・シフトポジション・加速度・角速度・方位などのCAN情報を取得し、PC上でステアリング・アクセル・ブレーキを制御できるシステムを積む。ブースでは、人(歩行者)を認識し画面上に表示させるデモも展示されていた。

同社は「公道上の各種計測・技術やカーナビなどデバイスの評価、車車間通信や運転支援技術などの研究開発に役立つだろう。パッケージ費用は700万円から」と話していた。

また、トヨタ車体製超小型EV『コムス』がベースの『RoboCar MV2』も展示。制御コントローラ・自動操舵システム・自動ブレーキシステムが搭載され、コンピュータ上でステアリング・アクセル・ブレーキを制御できるという。「車速、操舵角、ブレーキストローク、アクセルストローク、バッテリ電圧・電流などのCAN情報が取得できるので、障害物回避や自動運転、遠隔操縦などのアプリケーション開発に役立つ。こちらは198万円から」と同社は話していた。

《レスポンス編集部》

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