マツダのSUV 2代目トリビュート、米国でリコール…パワーステアリングに不具合

自動車 テクノロジー 安全
マツダ トリビュート(2代目)
マツダ トリビュート(2代目) 全 3 枚 拡大写真

マツダとフォードモーターが共同開発し、日本国内でも初代モデルが販売されたSUV、マツダ『トリビュート』。同車の2世代目モデルが米国において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは6月18日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。2008‐2011年モデルの2代目トリビュートについて、マツダの米国法人、北米マツダからリコールの届け出があったと公表している。

今回のリコールは、電動パワーステアリングの不具合が原因。NHTSAによると、ステアリングのトルクセンサーが、ドライバーの操舵を正しく検知せず、この結果、電動パワーアシストが得られない可能性があるという。

リコールの対象となるのは、2006年10月から2010年9月までに生産され、米国で販売された3万3000台。なお、トリビュートは日本では初代が販売され、2代目北米専用車となったため、日本で今回のリコールに該当する車両はない。

北米マツダは、対象車を保有する顧客に連絡。パワーステアリングコントロールモジュールのソフトウェアをアップデートするリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る