【リコール】ホンダ 初代フィット など64万8000台、助手席エアバッグに不具合

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ホンダは6月23日、『フィット』などのエアバッグに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『フィット』『ストリーム』『シビックフェリオ』『シビック ハイブリッド』『CR-V』『モビリオ』『モビリオスパイク』『ザッツ』『アコード』『アコードワゴン』の10車種で、2000年8月2日~2005年12月21日に製造された約64万8282台。

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがある。

全車両、当該インフレータを良品に交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、部品が供給できるまでの暫定措置として、助手席用エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザ部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

不具合は発生していない。取引先からの情報により発見した。

なお、ホンダ・オートモービル・タイランドが生産した『フィット アリア』1万8500台、ホンダ・カナダが生産した『MDX』約800台、ホンダ・オブ・アメリカ・MFGが生産した『エレメント』約1000台についても、製造各社より、同様のリコールが届け出された。

《纐纈敏也@DAYS》

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