米国の自動車大手、フォードモーターは6月23日、英国で6月27日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」において、フォード『フォーカスST』の改良新型モデルを初公開すると発表した。
フォーカスSTは、『フォーカス』の高性能モデルとして、2012年に欧米で発売。その心臓部には、最大出力250ps、最大トルク36.7kgmを発生する直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。
ハンドリング性能に関しては、フォード社内の「チームRS」(欧州)と「SVT」(米国)が共同開発。ドイツのニュルブルクリンクやアウトバーンで、走行テストを繰り返し、スポーティな走行性能が追求された。
6月27日、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014で初公開されるのは、現行フォーカスSTの初の大幅改良モデル。現時点では、その内容は公表されていない。しかし、2014年3月、ジュネーブモーターショー14で、ベース車両のフォーカスに表情を一新した2015年モデルが登場。新しいフォーカスSTも、内外装にはこれに準じた変更が加えられるもよう。
なお、フォードモーターは改良新型フォエスタSTの予告イメージを、1点配信。新デザインのヘッドライトが確認できる。