豪ライナス社のレアアースプラントで大規模な反対デモ…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

豪ライナス社のパハン州クアンタンにあるレアアース(希土類)精製施設で22日、ライナスの事業に反対する団体と支援者が大規模デモ活動を行い、主導者らが逮捕される事件があった。

デモ活動を行いライナスの事業を停止させ、プラントを閉鎖させるためにバリケードを築こうとしたのはライナスのレアアース関連事業に反対する姿勢を表明している、ヒムプナン・ヒジャウ(緑の連帯)。

リーダーのウォン・タック氏や15人のメンバーが逮捕された。他の非政府組織(NGO)のメンバーや豪州の鉱物資源開発に反対する活動家らもデモに参加した。

治安判事裁判所はヒムプナン・ヒジャウに対して、ライナスのプラントの半径20メートル以内に近づいてはならないとする接近禁止令を出していた。ウォン・タック氏らはライナスや警察との話し合いを続けようとせず、警察のバリケードを破ってライナスのプラント内に押し入ろうとしたという。ライナスのプラントには許可を得た関係者のみが立ち入り可能となっている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  4. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
  6. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  7. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  8. 「国内にもガソリンターボを!」直6ターボ×黒アクセントのマツダ『CX-90』に日本のファンも熱視線
  9. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  10. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る