【トヨタ FCVセダン 発表】加藤副社長、FCV主要ユニットは「内製にこだわって自社開発」

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トヨタ自動車 加藤光久副社長
トヨタ自動車 加藤光久副社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の加藤光久副社長は、2014年度内の市販計画を発表した燃料電池車(FCV)の燃料電池スタックなど主要ユニットについて「内製にこだわって自社開発していく」との方針を強調した。

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トヨタのFCV開発は1992年にスタートしているが、燃料電池スタックや高圧水素タンクといった基幹部品では一貫して自社開発に取り組んできた。いわゆるカナメとなる技術の「手の内化」(加藤副社長)を進めるためだ。

今回、市販計画を発表したセダンタイプのFCVのスタックは、トヨタの従来FCVに比べて出力密度を2倍強に高めて小型化し、シート下の配置を可能にした。また、タンクの貯蔵性能も同様に2割強向上させ、タンク本数が半分の2本で済むようにしている。

加藤副社長は「FCVの技術は世界で競争が続く。まだまだ安くて軽くなるよう、競争に負けないように取り組んでいく」と表明した。

《池原照雄》

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