5歳未満の子どもの死 この25年で600万も減少

エマージング・マーケット 中東・アフリカ
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

5歳未満の子どもの死 たった25年で600万も減少

今年、5歳になる前に命を落とす子どもの数はたった25年前と比べても600万も減少する見込みであると、6月25日PRWebが伝えた。米国の対外援助はこうした取り組みにおいて先導的な役割を果たし、世界中の子どもの健康および生存率に劇的な改善をもたらしてきた。

1971年から貧しい人々への食料援助を行ってきたキリスト教団体のFood for the Hungryは、米国国際開発庁と共に防ぐことのできる子どもおよび母親たちの死をなくすために、アフリカ、アジア、およびラテンアメリカで取り組みを続けてきたことに誇りを持っている。

女性と子どもの健康を守る

エチオピアでは、Food for the Hungryは米国国際開発庁が資金を提供する開発食料援助5年プログラムの一環として、経済が不安定で慢性的に食料が安定しない地域の女性および5歳未満の子どもの健康および栄養状態を改善することを目的として活動している。

十分に検証された効果的な方法を実行し、Food for the Hungryは今日までに、3万人を超える妊婦および授乳婦、ならびに13万5000人の地域の住人を対象として、健康および栄養状態の改善、栄養のある食事と清潔な水へのアクセスの増加、また家庭および地域の両方での衛生状態の向上などに焦点を当てて活動してきた。

プログラム介入で子どもの摂食料改善

たった2年半で、すでに著しい結果が見られた。Food for the Hungryのエチオピアプログラムのディレクターであるクレイグ・ジャガースは以下のように述べる。

「訓練および支援の結果として、母乳のみで育てる母親の数は25%増加し、90%の授乳婦がこの重要な方法を実践していることになります。」(PRWebより引用)

また、次のようにも述べた。

「調査した家庭では、2歳未満の子どもの 最低摂食量は満たされいています。これはプログラム介入前とは異なります。」(PRWebより引用)

《アフリカビジネスニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  6. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  7. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  8. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  9. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  10. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る