ZMP、自動運転技術の開発ツールIZAC…15年夏販売開始へ

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ZMP会見
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ZMPは7月2日、自動運転技術を開発するためのツール『IZAC(アイザック)』の試作機を開発したと発表した。インテルのCore i7プロセッサーを使うことで高速演算処理できるのが特徴で、2015年夏までに自動車メーカーなどに販売を始めるとしている。

ZMPの谷口恒社長は同日都内で会見し、「一般に発売するものではない。自動車メーカーや部品メーカーの開発者向けに販売していく」とした上で、「各種センサーからの大量なデータをリアルタイムで処理するとともに、自動車が自分の位置を特定しながら高速で経路生成できる機能がある。これまでに培った技術、またこれから蓄積していくセンシングや自立移動のアルゴリズムをライブラリーとして提供する構成になっている」と説明した。

またインテルの宗像義恵副社長は「車載分野は我々にとって新しいマーケット」としながらも、「我々が単独でビジネスができるわけではなくて、たくさんのカーエレクトロニクスをやられている企業、IT企業、ZMPのような先進的な技術を扱っている企業と一緒になって構築していくマーケットだと思っている」と述べた。

《小松哲也》

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