グローバル モビリティ サービスは、車両通信制御ユニット(MCCU)の開発に成功したと発表した。
MCCUは車両の遠隔制御を可能にする通信機能を持つユニットで、電動車両の普及には不可欠なもの。クラウドシステムと連携し、電動車両の起動制御や走行制御等を実現する。
アジア諸国では、排気ガスによる大気汚染が深刻な問題となっており、『E-Tricycle』(電動三輪タクシー)などの電動車両の普及は、環境問題の解決繋がるとして高い期待を集めている。
グローバル モビリティ サービスは、2013 年11月設立のEVベンチャーで、代表の中島徳至氏は、ゼロスポーツで1998年よりEV開発に携わってきた草分け的存在。電気自動車普及協議会(APEV)の初代代表幹事も務めた。同社では、今回開発したMCCUを今後、順次電動車両に搭載し、技術評価を進めていく。