【新聞ウォッチ】池袋暴走から3週間、脱法ドラッグ「指定薬物」にスピード指定

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年7月16日付

●少子化「非常事態宣言」知事会政府と対策強化(読売・1面)

●東京モーターショー来年は3週間前倒し (読売・8面)

●LINE上場申請、東証に、総額1兆円規模か(読売・9面)

●MRJ遠い採算ライン、国産ジェット旅客機受注低調、初飛行後の販売自信(朝日・5面)

●中古車もワンクリック、アマゾン、自宅にお届け(朝日・6面)

●新線開通2025年前後目指す、JR東、都心―羽田空港を直結(朝日・37面)

●「数百万円で売却」ベネッセ流出、発覚直前まで複写、近く逮捕(産経・1面)

●脱法ドラッグ初の緊急指定、厚労省、池袋暴走事故で使用(産経・28面)

●満員走行急ブレーキ、モスクワ脱線電気系統故障か(産経・30面)

●水素ステーション100か所、JX、燃料電池車向け、18年度めど、政府、補助金で普及後押し(日経・1面)

●画面触れず経路検索、トヨタのカーナビ(日経・11面)

●新日鉄住金の発煙事故、トヨタ、納車に遅れ、賠償請求検討(日経・13面)

●東京モノレールおもてなし新車両発進(日経・35面)

ひとくちコメント

厚生労働省が、脱法ドラッグに含まれる2つの物質について、薬事法による所持や使用などを禁じる「指定薬物」に緊急指定した。

脱法ドラッグについては、JR池袋駅近くの繁華街で乗用車が暴走し、8人が死傷した事件で逮捕された男が使用。その後も事件・事故が続出していることから「迅速に指定して禁じないと社会的に大きな影響が出る」(田村厚労相)との恐れがあることから、緊急指定となったという。

各紙も7月15日夕刊で「脱法ドラッグ『指定薬物』スピード決定」(毎日)などと、社会面で大きく取り上げていた。池袋での暴走事故が発生したのは6月24日だから、わずか3週間でのスピード指定である。

指定に当たっては通常、厚労省の審議会で人体への毒性などを検討するほか、有識者などからの意見を聞く手続きも必要で、早くても数カ月から半年程度かかるという。今回の脱法ドラッグは警視庁の鑑定で、大麻と同様の作用がある2種類の物質を含んでいることが判明しており、事故の重大性などとあわせて考慮し、指定に踏み切ったとみられる。

それにしても、脱法ドラッグばかりでなく、北海道小樽市では「飲酒運転」による悲惨なひき逃げ事件も発生するなど、危険運転のドライバーが後を絶たない。日本自動車工業会の池史彦会長も「メーカーが何か対策を講じるかどうかを議論する以前の問題」と言葉を詰まらせたのももっともである。

悪質な運転を減らすには取り締まりの強化とともに、要するに、運転する者に課せられた義務である「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という標語を常に浮かべて、モラルのある運転に頼るほかにないようだ。

《福田俊之》

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