ひきずり事件で隣県の警官を逮捕、容疑は否認

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今月10日に栃木県足利市内の国道50号で発生した軽傷ひき逃げ事件について、栃木県警は14日、群馬県警・桐生署に所属する32歳の巡査部長の男を道路交通法違反(事故報告義務違反)容疑で逮捕した。容疑への関与を否認しているという。

栃木県警・足利署によると、問題の事故は2014年7月10日の午後9時10分ごろ発生している。足利市下渋垂町付近の国道50号(片側2車線の直線区間)で、信号待ちをしていたワゴン車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突した。

追突車は近くの駐車場に逃げ込んだが、ワゴン車を運転していた館林市内に在住する34歳の男性が抑止しようとしたところ、ひきずられて転倒。この際に打撲などの軽傷を負った。クルマは男性を救護することなく、さらに逃走している。

男性は逃走したクルマのナンバーを記憶しており、通報を受けた警察では当て逃げとして捜査を開始。ナンバーを照会した結果、群馬県警・桐生署の刑事2課で主任職にある32歳の巡査部長の男が容疑に関与した可能性が高いと判断。事故は報告されておらず、道交法違反で逮捕した。

聴取に対して男は「事故には関与していない」などと供述。容疑を否認しているようだ。警察では調べを続けている。

《石田真一》

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