【IIHS衝突安全】ヒュンダイの中型セダン、ソナタ 新型…最高の衝突安全性を認定

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新型ヒュンダイ ソナタのIIHS新スモールオーバーラップ衝突テスト
新型ヒュンダイ ソナタのIIHS新スモールオーバーラップ衝突テスト 全 4 枚 拡大写真

米国IIHS(道路安全保険協会)は7月17日、新型ヒュンダイ『ソナタ』を、最高の衝突安全性を備えた「トップセーフティピック+」に指定すると発表した。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで行う。そして、ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも実施。また今回、新型ソナタは、「新スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストを受けた。

これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック+」に指定し、最高レベルの衝突安全性を認めている。

新型ソナタの新スモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首への傷害レベルが、4段階評価で上から2番目の『ACCEPTABLE』。しかし、その他の胸、大腿部、足への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ボディの安全構造に対する判定も最高のGOOD(優)。IIHSは「ドライバーの生存空間は、充分に確保」とコメント。

通常の衝突テストに、新スモールオーバーラップテストの判定を加えた結果、新型ソナタは、総合評価が最高のGOOD(優)。IIHSからトップセーフティピック+に指定されている。

《森脇稔》

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