【新聞ウォッチ】お台場対決、トヨタの牙城にBMWが体験型展示施設を計画

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年7月23日付

●日モンゴル、EPA合意首脳会議、中古車関税10年で撤廃(読売・1面)

●マセラティ100周年車(読売・8面)

●アウディ100台限定車(読売・8面)

●普天間の米軍オスプレイ、佐賀空港へ移転要請、安倍政権(朝日・1面)

●マック、ファミマ、ナゲット販売中止、中国から期限切れ?肉仕入(朝日・1面)

●BMWが体験施設、試乗と観光楽しんで、都内に11月、カフェやホールも併設、販売50車種世界初の展示(東京・25面)

●「危険ドラッグ」全国の警察で呼称統一(東京・29面)

●燃料電池車購入自動車税を免除、愛知県、最大17万4500円(日経・5面)

●新型「コペン」目標の6倍受注、ダイハツ、1か月で4000台(日経・11面)

●マツダと元派遣社員和解、正社員の地位確保訴訟、広島高裁、原告15人全員(日経・34面)

ひとくちコメント

独BMWと日本法人が東京都臨海副都心(東京江東区青海)に、観光施設にもなるクルマの体験展示施設「BMWモビリティー・センター(仮称)」をオープンするという。

きょうの東京が「地域の情報」面で取り上げている。この施設には、BMW、MINIなどの最新モデルを約50台規模で展示するほか、来場者が運転可能な約100台の試乗車やレンタカーなどを取り揃え、気軽に体験することも可能という。

では、展示施設のオープンはいつ頃なのか。きょうの東京の記事によると「11月」としているが、BMWが発表した資料や本サイトの記事によると「完成は2015年11月を予定」となっている。東京は「東京モーターショー」の開催については「来年」としていることからも、1年以上先のことを「11月」とだけ明記するというのは不親切で誤解しやすい。

それはともかく、若者のクルマ離れを食い止める手段としては、まずはクルマに触れる体験の場を増やすことが不可欠。お台場といえば、トヨタ自動車の情報発信基地ともなっている「MEGA WEB(メガウェブ)」があるが、その牙城にBMWが相乗効果を狙って迫ってくるというのも興味深い。

《福田俊之》

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