ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は7月23日、BMW『X5』などのフロント プロペラシャフトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『X5 xDrive 35i』『X5 xDrive 50i』『X5 M』『X6 xDrive 35i』『X6 xDrive 50i』『X6 M』『アクティブハイブリッド X6』の7車種で、2010年4月7日~11月20日に製造された1038台。
フロント プロペラシャフトにおいて、ユニバーサルジョイントの製造が不適切なため、ベアリング部に水や泥が浸入することがある。そのため、浸入した水や泥によりベアリングが腐食し、そのままの状態で使用を続けると異音や振動が発生し、最悪の場合、ユニバーサルジョイントが破損するおそれがある。
全車両、良品のユニバーサル ジョイントがついた フロント プロペラシャフトに交換する。
不具合発生件数は9件で、市場からの情報により発見した。事故は起きていない。