「貯金あり」49%、「借金あり」75%…タイ世帯調査

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タイ商業会議所大学の記者会見(24日)
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【タイ】タイ商業会議所大学が14―20日に実施したアンケート調査(回答者1200人)で、自分の世帯で「借金がある」との回答は74・8%で、2010年の56・6%から上昇した。

 世帯当たりの借金は平均21万9158バーツ、毎月の返済額は平均1万3358バーツで、2010年調査の借金15万1432バーツ、返済額9943バーツを大きく上回った。

 「返済で問題があったことがある」との回答も83%に上った。

 借金を始めた年は「2010―2011年」20・8%、「2012―2013年」36・7%、「2014年」18・5%。

 借金の理由は「土地、自動車、バイクの購入」36・9%、「消費」32・2%、「投資」19・6%、「住宅(土地以外)の購入」10・1%、「教育」8%、「賭博」3・1%、「事業」1・4%だった。

 借金先は「金融機関のみ」が40%、「金融機関以外のみ」が37・2%だった。

 一方、「貯金がある」は48・9%で、2010年の90・1%から大きく低下した。収入のうち貯蓄に回す割合は「10%未満」27・9%、「10―20%」54・3%、「21―30%」11・7%、「31%以上」6・1%だった。

 1世帯の人数は「1―2人」17・3%、「3―4人」61・4%、「5―6人」17・3%、「7人以上」4%。

 世帯当たりの収入は「5000バーツ以下」0・7%、「5001―1万バーツ」7・1%、「1万1―1万5000バーツ」7・8%、「1万5001―3万バーツ」33・3%、「3万1―5万バーツ」37・5%、「5万1バーツ以上」13・6%だった。

「貯金あり」49%、「借金あり」75% タイ世帯調査

《newsclip》

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