河口湖でクラシックカーのチャリティイベント…真夏でも40台以上集まる

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7月26日、“森と湖の楽園”(山梨県南都留郡)において、クラシックカーのチャリティイベント、スプレンドーレ河口湖が開催された。主催はおもちゃと人形自動車博物館。

森と湖の楽園は、タレントの清水国明氏が運営する自然体験施設で、東日本大震災の被災地支援活動として、延べ6000人の被災地の家族、子供を受け入れ、支援している。そういった活動に共感した主催者の横田正弘館長が、収益金を寄付するチャリティイベントとして開催したのが、このスプレンドーレ河口湖だ。

通常クラシックカーイベントは、春か秋に開催されるケースがほとんど。その理由は、真夏と真冬はクルマと人にとって条件が過酷になってしまうからだ。にもかかわらず真夏に開催した理由について、横田氏は、「春や秋は気候が良いため、イベントが数多くある。スプレンドーレ河口湖に魅力を感じてもらえても、他のイベントがあるからと出られない人がいるかもしれない。そこで、あえてこの時期に開催して、少しでも多くの人にエントリーしてもらいたかった」という。

その結果、1936年のMG『PA』から、1974年のフォルクスワーゲン『Type1(ビートル)』まで、40台以上がエントリーした。

当日は80kmほどをツーリングし、4か所で計測競技を行い午前中でゴール。その後、バーベキューで親睦を図り、表彰式を経て解散となった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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