マツダ アテンザ 初代と RX-8、米国でリコール…タカタ製エアバッグの不具合

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初代マツダアテンザ
初代マツダアテンザ 全 2 枚 拡大写真

マツダの主力車種のひとつ、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)と、生産を終了したスポーツカーの『RX-8』。両車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは7月25日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。マツダの米国法人、北米マツダから、初代アテンザとRX-8のリコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、タカタ製の助手席エアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがある。

リコールの対象となるのは、初代アテンザの2003-2004年モデルと、RX-8の2004年モデル。米国で販売された合計1万8050台が、リコールに該当する。

北米マツダは、対象車種を保有する顧客に通知。販売店で、エアバッグ・インフレータを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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