欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの商用車部門は7月30日、『T5』のキャンピングカー仕様、「カリフォルニア」の累計生産台数が5万台に到達した、と発表した。
累計生産5万台の内訳は、最上級の『カリフォルニアSE』が3万7000台、入門車の『カリフォルニアビーチ』が1万3000台。
記念すべき累計生産5万台目は、カリフォルニアSEの天然ガス仕様車。直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」に、7速DSGを組み合わせたモデルだった。フォルクスワーゲンのドイツ・ハノーバー工場からラインオフ。
キャンピングカー仕様のカリフォルニアは、歴代モデルの人気も高かった。例えば、累計生産台数は、『T3』世代が2万2000台、『T4』世代が3万9000台。
フォルクスワーゲン商用車部門取締役会のEckhard Scholz会長は、「T5のカリフォルニアは、クラスで最も人気があり、最量販のキャンパーバン。2004年以来、T5のカリフォルニアは累計5万台を生産。2014年も、すでに8100台以上を生産してきた」とコメントしている。
