首都圏の水道資産再編で覚書締結…マレーシア・セランゴール州と連邦政府

エマージング・マーケット 東南アジア

セランゴール州政府は1日、連邦政府との間で同州の水道供給産業の再編に関する覚書を交わしたと、ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

連邦政府を代表してマキシマス・オンキリ エネルギー・グリーン技術水相が、セランゴール州政府代表としてカリド・イブラヒム州首相がそれぞれ覚書に署名した。

2006年水道法(Wasia)第114条を発動して、水道業務をセランゴール州政府の管理下に置くことになる。対象の水道事業者はプンチャク・ニアガ、シャリカ・ブカラン・アイル・セランゴール(Syabas)、シャリカ・ペンゲルアー・アイル・スンガイ・セランゴール(Splash)とコンソーシアムABASS。

覚書には「ランガット2」浄水場の建設プロジェクトや、水の供給システムの整備計画も含まれている。パハン州からの原水をランガット川に地下トンネルを通じて移送する計画だ。その水はセランゴール川とセメンイ川に運ばれ、これらの地域での水不足の軽減に繋がることが期待されている。

資産の規模は合計で76億5000万リンギ。Splash以外の3社は連邦政府による買取に同意していたが、Splashは資産の買取価格に不満があるとして拒否していた。プンチャク・ニアガはSyabasの70%を保有しており、ガムダはSplashの40%を保有している。

千田真理子

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