上場廃止のマレーシア航空、子会社の分離独立も視野…「サファイア計画」復活か

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マレーシア航空
マレーシア航空 全 1 枚 拡大写真

情報筋は、マレーシア航空(MAS)の子会社が独立した会社に再編される可能性があると指摘している。

筆頭株主である政府系持ち株会社、カザナ・ナショナルは8日、完全買収・上場廃止を求める内容の提案を行った。

8月29日までに事業再編に関する何らかの発表があり、来年には実施に移されると見込まれている。新プロジェクトは3年前にエアアジアとMASの株式持合い計画が浮上した際に計画され、後に実施されないことが決まったプロジェクト「サファイア」と同様の内容のプロジェクトが計画されていると見られている。

新プロジェクトではMAS子会社が新たな持ち株会社の下、再編されることになるという。短距離のフライトを運航するフルサービスの航空会社が設立され、MASが長距離路線に注力することになるという。

メンテナンス・修理・整備(MRO)及び地上業務部門は別の事業体として切り離されることになると見られている。

千田真理子

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