マレーシア航空、労組に「総点検」準備を呼びかけ…労働条件維持かどうかは明言せず

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア航空
マレーシア航空 全 1 枚 拡大写真

筆頭株主カザナ・ナショナルにより事実上の国有化を通じて再建を目指すことが明らかとなったマレーシア航空(MAS)の経営陣は従業員に対して、この危機を乗り切るために会社全体の「総点検」が必要となるとし、心構えをするよう呼びかけた。

11日に開かれたMASの労働組合との会合で、MASのモハマド・ノル・ユソフ会長は30を超える労働組合の代表に対して、会社全体を再編することになると告げ、これまでの事業再編は部分的に実施されたが、今回は総合的な改革が行われる予定だと伝えたという。新たな持ち株会社の設立や全ての契約の見直しに向けた再交渉も行う計画だという。

MASは、従業員に対して今後の事業再編計画の詳細に関する情報を共有することで、透明性が高く公平な再編を行うとしている。

労働組合関係者によると、これまでに締結された労働協約(CA)が今後も守られるかどうかに関して、経営陣は明確に回答しなかったという。

従業員のレイオフや賃金カットなどが行われるかどうかは、8月下旬に明らかになると見られているが、およそ20-25%の人員削減が行われるとの見通しが広がっている。ある従業員によると、再就職先を探すための活動を行っている社員も出ており、今後への不安が広まっている。MASの従業員数は1万9,755人に上っている。

千田真理子

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  3. ジープ『チェロキー』新型、2モーターハイブリッド駆動モジュール搭載…アイシンやデンソーが開発 
  4. 日産公式ライセンス取得の「スカイライン GT-R Tシャツ」、R32・33・34の3台を描く…予約開始
  5. 三菱自動車、7年ぶり復活『パジェロ』シリーズにHV導入も[新聞ウォッチ]
  6. 日産『フェアレディZ NISMO』に改良新型、6速MT追加…GT-R譲りのブレーキも採用
  7. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  8. キッザニア監修「Out of KidZania in かりや」、愛知県刈谷市で10月18日開催…パズルカー製作など26種の仕事体験
  9. トヨタ『GRスープラ』790台をリコール、始動しない&火災のおそれ
  10. Can-Am Off-Road ATV、2027年モデル発表…「Outlander MAX XMR 1000R」追加
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  5. 「日本vs中国」だけでは語れない、電動化で競争は新たな段階へ…「GIIAS 2026」に見るインドネシア自動車市場の現在地
ランキングをもっと見る